有用植物利用と健康(35)~西洋タンポポ②~

有用植物の利用と健康(35)~西洋タンポポ ②~

*西洋タンポポの利用法

花・茎・葉・根が利用され、食用、飲料用、ヘルスケア用、染色用、観賞用にされる。根にはコーヒーに似た香りと風味がある。欧米では「自然の薬局」といわれるほど、有用なハーブの一つとされている

*食用

古くからヨーロッパや中東では食用に供されており、多少の苦味があるが若葉はサラダやハーブティーなどにする。また、根を乾燥させて炒ったものがコーヒーの代用品(たんぽぽコーヒー)として知られており、ノンカフェイン飲料として煎じて飲まれることにより、食欲増進や肝機能向上に効果があるとされる。アメリカ合衆国の一部では、花弁を自家製醸造酒(タンポポワイン)の原料として用いる。

*薬用

薬草としては、ビタミン、鉄分、カリウムを含み、健胃、強壮、利尿、貧血、黄疸、神経症、血液の浄化に効果があるとされる。インドの伝統医学アーユルヴェーダでは、リウマチや肝臓・胆嚢の不調などの体質改善に効果があるといわれている。乳液は虫よけや民間療法の疣取りに用いられる。ただし、胆道閉塞、腸閉塞、重篤な胆嚢炎に対して使用禁忌とされている

花からは黄色や緑色の染料がとれる。

*セイヨウタンポポの効果・効能まとめ

  • 肝機能強化作用
  • 胆汁うっ滞改善作用
  • 利尿作用
  • 食欲不振・消化不良改善作用
  • セイヨウタンポポは、世界各地の伝統医学で用いられてきた古い歴史を持つ
  • インド伝統医学のアーユルヴェーダにて、肝臓や胆のうの不調に利用
  • コミッションE(ドイツのハーブの効能に関する公的評価委員会)で承認された、安心・安全なハーブ
  • 利胆(胆汁分泌の促進)、利尿(尿の排泄促進)、緩下(おだやかな下剤)のための生薬として利用

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