皆様、「ゆきちくらぶ」サイトへのご訪問、ありがとうございます。

ここでは、慶應義塾塾員による「諭吉倶楽部」が発行した会報の投稿文を、誰にでも分かりやすく親しみやすいように、2匹の天使となったニャンコ達(チルちゃんとクーちゃん)が案内する、という手法での発表というコーナーを作っています。

また、単なる文章の羅列だけでは、聞きなれない専門用語に難解!と判断される恐れもあるため、投稿掲載文は一文字も変更することなく、心温まる「写真絵本」のような体裁をとることに致しました。
写真は「ハイム蝶図鑑」等ご執筆の二人の蝶博士、宮川直遠氏と松村隆太郎氏のご協力快諾により実現することが出来ました。
きれいな写真と、かわいいチルちゃんと子ネコのクーちゃんによる面白い会話の「写真絵本」。どうぞお楽しみください。

そして、その中には音楽をテーマにしたものなどもあり、文だけでは説明しにくい部分が多々でてきました。
それで、どこまでできるか分かりませんが、「Music Gallery」では、掲載作品と共に必要な音楽も聞けるようにさせて頂きます。
演奏は、執筆者自身の家にあるヴェルクマイスター音律に調律されたピアノとオランダソリーナ社製の電子オルガン(パイプオルガン、オーケストラ演奏可能機種)を使い、歌唱も執筆者本人が演奏する予定です。

まずは肩の凝らない「雑談とは」から、チルちゃんとクーちゃんに登場して頂きます。

しかし、ここで言う雑談とは無駄話のことではありません。
雑談について広辞苑には「雑談とはさまざまな対話。取り留めのない会話。」と記載されています。又「無駄話とは役に立たない話」とも記載されています。

そう、雑談とは対話であり、立場の全く違う方との雑談は、自分の知らない世界を垣間見させてくれる、すばらしい知識、見識を得るための宝庫でもあるのです。

学生時代、授業や講演後の二次会などで、講師の教授と顔を突き合わせての雑談の中に、講義や講演とは違った、強烈な光を放つ言葉に感動したことがある方も多くおられることと思います。

雑談は、単なる書物からの知識だけでなく、それらに裏打ちされた思考や体験から発せられる言葉をも多く含んでいるのではないでしょうか。

雑談を役に立たない無駄話ではなく様々な談話と考えて、私の持つわずかな知識と体験から、私の知る世界の話をこの場で話していきたいと思っています。

書物と体験と、そして多くの音楽の歴史を体現されてきた先生方からのレッスン受講体験。

中でもレッスン終了後、よく何時間も雑談をしてくださった中川牧三先生。その雲の上の方との貴重な会話の数々、そしてそこからまだ日本では確立されていない美学(音楽)の必要性を感じさせていただいた幸せ。

そのような幸せを少しずつこの場で発表させて頂ける事に感謝致します。

また、このサイトでは、「諭吉倶楽部」が発行した過去の会報の投稿作品を、執筆者のご了承を得た上で順次「アーカイブ」コーナーへ掲載してまいります。
そして過去に発行した会報掲載文は、全て「会員専用資料室」に保存してございます。(入室は会員のみ可能:パスワードが必要)

執筆担当会員が各自自由に選んだ専門分野のテーマ、で作成した過去の会報投稿文を(執筆者のご了承を得ながら)このサイトで定期的に公開していくことは、福澤先生の「交詢社構想:知識交換世務諮詢」の壮大なお考えに副ったものではないかと考えております。

最後に、このサイトを作ることをお勧めくださり、無償でサイトをご構築くださった西敏様(ウェブクリエイター・ウェブデザイナー)に心よりの感謝とお礼を申し上げさせて頂きます。どうも有難うございました。

皆様、今後とも末永くどうぞ宜しくお願い申し上げます。

ソフィア(杉本知瑛子:智恵子)