有用植物利用と健康(19)~サツマイモの花と栄養素~

有用植物利用と健康(19):サツマイモの花と栄養素

花言葉:乙女の純情
原産地:南アメリカ
学名:Ipomoea batatas
英名:Sweet potato
和名:サツマイモ(薩摩芋)
別名:甘藷(かんしょ)、唐芋(からいも、とういも)、琉球藷(りゅうきゅういも)
目名:ナス目
科名:ヒルガオ科
属名:サツマイモ属
開花期:6月~10月
植え付け期:5月~6月

以下は「サツマイモの栄養素と効果」です。

◎ビタミンC:体の細胞同士を結ぶコラーゲンを作るのに不可欠な栄養素で、皮膚や粘膜の健康維持に役立つ他、カルシウムやミネラルの吸収を促進する働きがあります。通常のビタミンCは熱に弱い特性をもっていますが、さつまいもに含まれるビタミンCは熱に強い特性があるといわれています。

◎ 食物繊維

根菜類に多く含まれる栄養素で、人が持つ消化酵素では分解することができないため、体内に吸収はされません。

水に溶けやすい水溶性食物繊維は小腸での栄養素の吸収速度を緩やかにし、食後の血糖値の上昇を抑えると言われます。水に溶けにくい不溶性食物繊維は大腸を刺激し、排便をスムーズにすることで腸がきれいになります。

◎ヤラピン

さつまいもを切った時に断面に染み出してくる白い液体です。

さつまいもに含まれる特有の成分で、熱に対して安定的、加熱調理をしても変質しません。腸の蠕動運動を促進し、便をやわらかくするといわれています。

◎カリウム

野菜や果物、豆類等に多く含まれている栄養素です。

ナトリウムとともに細胞の浸透圧調整を維持している他、腎臓でのナトリウムの再吸収を抑制して排泄する役割も担っています。

◎ビタミンE

油脂に溶ける脂溶性ビタミンです。

抗酸化作用を持ち、体内の脂質の酸化を防ぎます

この働きによって細胞膜の酸化による老化、血液中のLDLコレステロールの酸化による動脈硬化などの生活習慣病の予防になるといわれています。

◎アントシアニン(紫品種)

アヤムラサキなどの紫品種には赤ワインに含まれているポリフェノールの一種、アントシアニン色素が含まれています。

アントシアニン色素は生活習慣病を引き起こす活性酸素の働きを抑制すること(抗酸化作用)が近年明らかになってきています。

◎βカロテン(安納芋)

安納芋には、緑黄色野菜の多く含まれるβカロテンという栄養素が含まれています。

βカロテンは体内でビタミンAに変換されます。

こちらも抗酸化作用があり、生活習慣病の予防に期待できます。

他にも、白内障の予防や視力の維持等、目の健康にかかわっています。

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◎さつまいもには、主に7つの栄養素が含まれれることがわかりました。
・ビタミンC
・食物繊維
・ヤラピン
・カリウム
・ビタミンE
・アントシアニン(紫品種)
・β カロテン(安納いも)

また、さつまいも100gあたりに含まれる栄養素の量は、
ビタミンC 1日必要分の約1/3(リンゴの約7倍)
食物繊維 1日必要量の約1/9(ごはんの約10倍)
カリウム 1日必要分の約1/5
ビタミンE 1日必要分の約1/4
となっています。

さつまいもは皮も一緒に食べることで、ビタミンCやポリフェノール、ヤラピンといった美容に良い成分を多く摂取することができるようなので、料理に使うときはぜひ皮も一緒に楽しんで見てください。

ソフィア

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