倶楽部便り:会員の近況報告・・・32号

倶楽部便り    〔会員の近況報告〕                 

                         2019、10、30

1、山根 昭郎

9月17日(火)三田キャンパス西校舎ホールで挙行された2019年度9月大学院学位授与式に夫婦で出席しました。筆者がタイ駐在していた時代、部下だった現地職員の娘さんが2年前から慶應の大学院に留学しており、このたび修士課程を卒業したからです。当日は、タイから駆けつけた母親と一緒に、娘さんの晴れ姿を見届けました。

式の最後に、久しぶりに塾歌を高らかに歌いました。卒業生の半分以上が海外からの留学生でした。式の後は、記念撮影をする卒業生や家族の姿があふれ、キャンパスが華やいでいました。リノベーションが成った図書館の姿を久しぶりに見ることがで、懐かしい学生時代が蘇りました。

2、塩野 秀作

7月23日 日本ラグビー協会副会長に就任した清宮克幸氏の講演を聴く。(関西生産性本部主催会合)

今年はラグビーワールドカップが日本で開催される。4年前のロンドン大会で日本が

南アフリカに勝利し3勝1敗となったが、惜しくもボーナスポイントの差で決勝トー

ナメントに進めず、その後の対応をうまくやらず、ラグビー人気は盛り上がらずであった。ラグビー選手が野球やサッカー選手に劣らないような年収をもらえないと人は集まらずワールドカップでも強いチームには勝てないだろう。こうした理由から日本のトップラグビーをプロ化することを日経ホールの会場にて正式に表明することを説明された。

7月25日~26日開催の西日本生産性大会(福岡)に出席。講演会で瀬古利彦氏の講演を聴く。マラソンランナーの選考方法を変更した経緯の説明があった。

8月 3日 小貫岩夫テノールリサイタル(大阪倶楽部)に参加。

リポビタンDチャレンジカップ 日本対トンガを観戦、41対7で日本勝利。

8月 4日 慶應大阪キャンパスのセミナーに参加。

8月 8日 ハイデルベルグインターナショナルクラブ会合に出席。田邊元大使から国際情勢の話を伺う。

8月26日 土曜会会食。

9月 4日 大阪慶應倶楽部幹事会出席。

9月14日 六甲縦走路(鵯越駅~須磨)14㎞完歩。

9月20日 ラグビーワールドカップ 日本対ロシア テレビ観戦30対10 日本勝利。

9月22日 ラグビーワールドカップ イタリア対ナミビア(花園)

慶応BYBラグビークラブOB6名で観戦。47対22でイタリア勝利。

9月28日 ラグビーワールドカップ 日本対アイルランド テレビ観戦19対12 日本勝利。

9月28日~30日 第63回香料・テルペン類および精油科学に関する討論会(略称TEAC)

秋田大学にて開催。

10月 1日 塩野香料内定式。

10月 5日 ラグビーワールドカップ日本対サモア テレビ観戦38対19 日本勝利。

10月 7日 塩野フィネス内定式。

10月 9日 大阪慶應倶楽部幹事会出席。

10月12日 熊本高校同窓会役員会・120周年事業委員会・理事会・江原会総会・懇親会に出席。

10月13日 ラグビーワールドカップ日本対スコットランド(新横浜)親子で観戦28対21 日本勝利。

10月17日 香料慶応会出席(慶応三田ファカルティクラブ)

10月19日 塩野フィネス㈱三国会バス旅行(武生・鯖江)に参加。

10月20日 ラグビーワールドカップ日本対南アフリカ テレビ観戦3対26 日本惜敗。

ラグビーワールドカップは11月2日決勝戦だが、最後まで楽しみです。

3、奥村 一彦 

この9月まで仕事がホントに大変でした。ようやく抜け出た感じです。

そのため諭吉についてもあまり読めず、苦しかったです。

著者は至ってまじめな方と思いますが、

結論を先取りするあまり、福澤への評価が不公正な紹介となっていることへの怒りで、

どう書いたものか悩んでおりました。

この間適塾によりました。誰もいなかったので、広間で寝っ転がろうと思いましたが、

流石に思いとどまりました。それを知人に言ったところ、監視カメラがあるからバレル

ということでした。冷や汗ものですね。あの物干し台にも上りたい。

5、天川 貴之

いつも色々とお世話になりまして、

誠に有難うございます。

 

この度の福澤諭吉倶楽部への文章投稿の件に関しまして、天川代表から、

現在、ラグビーW杯が日本中で盛り上がっておりますので、

「新時代のスポーツマンによせて」という論考と、もう一つ、

本年9月に、孔子の故郷である中国山東省の曲阜を訪れましたので、

それにちなんで、「新時代のモラリストによせて」という論考の二つを

お送りさせて頂きましたので、その旨、宜しくお願い致します。

 

これらの二つの文章に関しましては、杉本様がいいと思われるものを、

1回でも、また何回かに分けてでも結構ですので、

ご自由な形にてご掲載頂ければ幸いです。

それでは、今後とも、どうぞ宜しくお願い申し上げます。(JDR総研 冨田)

6、杉本 知瑛子

1)10月13日、多摩川下流域や群馬・長野・福島・等広範囲の地域の水没模様が報道され始めました。

関東甲信・東日本太平洋側・・・まるで東日本大震災の大津波の後のような泥沼の映像でした。諭吉倶楽部会員の山根昭郎さんがお住まいの新多摩川ハイムも多摩川沿いの場所、あっちもこっちも豪雨による川の増水・堤防の決壊が次々に報道されると気が気ではありませんでした。さぞかし電話やメールの台風見舞いにてんてこ舞をされているのだろうと・・・でも安否は知りたいと思い、13日夜間から14日の早朝にかけ住民交流サイト「ハイムのひろば」を訪問してみました。

電話もネットも繋がり難いという報道とは裏腹に、すぐに訪問ができました。すぐさま現れた投稿文は、ハイムの側を流れる多摩川の7枚の写真でした。それで、台風の通過後と前日の写真を見比べ、多摩川の様子がよく分かり、すぐさま安堵することができたのです。

「台風19号 一夜明けた多摩川」:10月13日 Henk(会の役員)さんの投稿記事でした。

多くの閲覧者がこの記事を見てホッと胸をなでおろしたに違いありません。

それからこのような重大な投稿記事はともかく、普段訪問している「ハイムの蝶図鑑」と「ハイムの文芸館」はどうされているのかと訪問してみました。

「蝶図鑑」はこれまで同様、珍しい蝶や幼虫などが本日17日まで毎日欠かさずに投稿されています。「ハイムの文芸館」も、やはり13日以外はすべての日に投稿記事が掲載されていました。

驚いたのは「緑の環境委員会」は?と思い,訪問したときのことです。現在は木曜のみの更新となっているはずですのに、14日の一番に「キンモクセイ香る」とのタイトルで

“いつもは木曜日掲載ですが、今週は月曜日に掲載します。・・・”として立派なキンモクセイの木が大きな2枚の写真と共に掲載されていました。台風通過後の新多摩川ハイムは大丈夫だろうか、という不安と心配を払拭させてくれる記事ばかりでした。

テレビでは13日の早朝には、関東甲信地方の河川決壊がある模様、と報道していました。その日の夜には、神奈川の山根さんは「ハイムのひろば」のサイトで、多摩川の状況を7枚の写真をアップして、多摩川が氾濫しても「新多摩川ハイム近辺」は無事であることを素早く閲覧者へ報告されていたのです。

サイトの運営とはこうあるべきなのだと、教えられた気がしました。

2)台風の翌日13日には、「ラグビーワールドカップ日本対スコットランド戦」が開催されました。

その後の台風状況を見ながら、次第に被害状況が明らかになるにつれ、テレビに釘付けとなっていました。

そんなとき、「ラグビーワールドカップ」の中継がありました。今までラグビーの試合はみたことがありませんでした。こんな日にNHKで全試合放映するほど凄い試合なのだから、とNHKをつけたままふとテレビを見ると、日本選手がチーム一丸となったパスの連続場面が映っていました。

(この後、また再放送を見たのでそれが「オフロードパス」というテクニックだと知りました。)

相手側に襲われたら、自分が持っている命のボールを別の選手に渡すのです。それを受け取った選手は・・・いくら襲われても次々にボールは仲間の選手に受け継がれます。

その華麗な動きに気をとられ、その後の全試合も見てしまいました。結果は日本の大勝利!

それからは台風情報と一緒にラグビーの早朝再放送、新聞の解説、ネットでのルール解説、なども参考に楽しみました。

ラグビーとは「自己犠牲」を必要とするスポーツである、と書いてあったのが印象的でした。大きなヒゲもじゃの男性が、敵に襲い掛かり力ずくでボールを奪い合う、ラグビーとは相当野蛮そうなスポーツという印象だったのが、まったく逆の知的な自己犠牲を必要とするスポーツだと分かり、これからはラグビーの大ファンになることにしました。

3)10月20日「ラグビーワールドカップ日本対南アフリカ戦」が開催されました。そこでの南アフリカの勢いはもの凄いものでした。強豪チームにもかかわらず、素人目には死に物狂いでボールを奪いに行っているように見えました。8強で満足しているチームと優勝までを見据えて反則も何のその、血眼になってゴールを目指すチームとの差を見せつけられた気がしました。やはり、日本の日当1万円?の選手と外国の高額プロ?選手とでは比べるのが酷というものなのでしょうか。

でも、前回の予選最終戦では選手全員が予選を突破したい、日本のラグビーの歴史を塗り替えたいとの思いで、必死の戦いであったことは誰の目にも明らかだったと思います。

両チームの目指している目標への違いが、このようにはっきりと現れるものかと深く考えさせられてしまいました。

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