ソフィアの音楽(1):~O sole mio(我が太陽)~

*弾き語り演奏(ソプラノ独唱&ピアノ伴奏:杉本知瑛子):次回公開は、来年6月です。
歌詞の意味・日本語訳(意訳)

Che bella cosa na jurnata ‘e sole,
n’aria serena doppo na tempesta
Pe’ ll’aria fresca pare gia` na festa
Che bella cosa na jurnata ‘e sole

素晴らしきかな 太陽輝く一日
嵐の後の爽やかな空気
休日にそよ吹く新鮮な空気
素晴らしきかな 太陽輝く一日

Ma n’atu sole, cchiu` bello, oi ne’,
‘o sole mio, sta nfronte a te!
‘o sole, ‘o sole mio!
sta nfronte a te!
sta nfronte a te!

更に美しいのは
もう一つの私の太陽
君の瞳に輝く僕だけの太陽
君の瞳に輝く
君の瞳に輝く

 

写真:ソレントの風景(出典:Wikipedia)

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ナポリの民謡風な歌曲のうちで最も知られたものの一つで、全世界で歌われている。カプッロの明るい詩にナポリの通俗的な作曲家カプアが作曲したものである。

ナポリ(Napoli)はイタリアの中部の海港都市で、地中海に面したナポリ湾に望み、明るく美しく商業も盛んで交通の要点でもあるが、観光地としても有名である。

歴史的に見ると、ナポリは昔は古代ギリシアの植民地で、ギリシア的な文化の跡を残している他に、536年には、ゴート人が入ってきて別な文化を残した。1138年には南イタリアのノルマン国になった。一方、東洋人、特にアラビア人がよく寄港して、アラビア音楽を残し、1442年にはイスパニアのアラゴンの支配を受けるようになった。

1861年には統一イタリアに入ったが、それまでにもオーストリア領になったり(1713年)ブルボン王国下になったりした。そのためナポリの民謡にはいろいろな要素が入っていて、特別な性格を示している。

その上、ナポリの明るさと風光の美しさも民謡に出ているし、観光都市の民謡らしく媚を含んでいて口あたりがいい。

イタリア民謡は一般的にベル・カント的で、旋律が歌うようで声楽的な性格が強い。男性オペラ歌手のコンサートでのアンコール演奏には、このような世界中でよく知られた曲が歌われるのは、聴衆のおおいなる喜びでもあろう。

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