ソフィアさんちのチルちゃんと僕(69)~天才と凡人(6-4)

「あら、よく見るアゲハチョウだわ。」

「あっ!ナミアゲハだ。普通よく見かける子たちだけれど、お家の蜜柑や山椒の葉にいる青虫が無事大人になれたんだ。」

「“はらぺこあおむし”の青虫さんね。」

「でも、かわいそうなんだよ。いつも誰かに狙われて、何も悪いことしていないのに、殺されちゃうんだ。」

「まさか、人間じゃないわよね。・・・まさか・・・クーちゃん・・・違うよね!」

「僕、絶対殺したりしないよ!人間はいい人も悪い人もいるから知らないけれど・・・」

「そうか、天敵がたくさんいるのね。」

「そうだよ、鳥やスズメバチ、アシナガバチ、カマキリ、トンボ、クモなどが襲うんだ。それに、卵に寄生して中身を食べてしまうアゲハタマゴバチ  や、幼虫に産卵して体の組織を食い尽くし、蛹に穴を開けて出てくるアゲハヒメバチ などの捕食寄生バチもいるんだよ。」

「自然界も残酷ね・・・」

《4、*明治・大正から昭和の激動の時代、日本の音楽の歴史はどのような変革を遂げていったであろうか。

昭和11年(1936年)2・26事件以後日本は戦争への道を突き進んだ。

日本国内では軍歌しか演奏できない西洋音楽の暗黒時代にも、先生は吹奏楽団を組織し円山公園の音楽堂で土曜日ごとにコンサートを開催された。(官憲に刃向かうのではなく国策に沿う形で「軍艦マーチ」の時代に「ラヴェルのボレロ」や「アイーダ」や「ウイリアム・テル」などを演奏された)。そして国民の意思を統一して士気を高めるために吹奏楽連盟や合唱連盟も作られた。

しかし、活躍の場を失っていた若き日本の芸術家たちは、先生(軍部)からの招聘により上海という地に移り自由な西洋音楽の牙城を守りぬいていたのである。~「天才と凡人(4)」より~

*「天才とは1%のひらめきと99%の努力である」

天才についてのエジソンの有名な言葉であるが、ここで言われている努力とは何だろうか?

可能な限りの知識や技術の習得?・・・知りえる限りの知識や情報を駆使しての研究?・・・

~「天才と凡人(5)」より~》

写真:宮川直遠氏撮影「アゲハ」(「ハイム蝶百科図鑑」より)

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