ソフィアさんちのチルちゃんと僕(67)~天才と凡人(6-2)

《2、*私が中川先生の偉大な特徴(天才性?)として注目していることに、先生の驚くべき人脈がある。世界的な音楽家なのだから日本や海外の著名な演奏家や音楽大学教授(学長を含む)とお親しいのはまだ理解出来るが、外交官・外務省関係者・医学関係者・マスコミ関係者・経済界の重鎮・・・

このように私が知りえただけを考えても、“私はいったいどういう方に師事しているのか”と恐れることすら超越してしまった無感覚さで当時は先生との雑談を楽しんでいた。~「天才と凡人(3)」より~

*私の大芸大時代はといえば専門分野の声楽研究に没頭、そして仕事(ピアノ・声楽・合唱の指導、発表会の開催)にも全力投球。つまり大学の一般教養等は履修届けを出し、試験を受けられるだけの出席日数を確保して試験前の2日だけ参考書を読んだのみであった。受けた試験の単位は全て取得したが、勉強したという実感は全く無かった。

それでは大卒として情けなく、恥ずかしい。「天知る、地知る・・・」である。

NHKのオーディションに通っても、二期会の研究生になっても、それとこれは話が違う。

それで単なる教養もと軽く考えて入学した慶應(通信課程)であるが、教科書をみて「ギョギョッ!」となった。日本語(全て旧字体)が読めない!これでは3足のわらじに全力投球は無理と観念した。

が、中川先生はそのことをお知りになるや「慶應は卒業しなさい!やめてはいけない!慶應は普通の大学とは違う。絶対にやめてはいけない!」と何度も言われた。何故、普通の大学と違うのか、その理由は「同窓会が凄いのだ」としか教えてはくださらなかった。~「天才と凡人(3)」より~》

「中川先生ってやさしそうなのに、どうして慶應に関してはそんなに強情・・」

「こらっ!クーちゃん。先生はそれだけ慶應の同窓会の凄さをご存知だったのよ。

ソフィアさんがのんびりやさんだから、普通なら仰らないことを口に出して仰ったの。」

「それでもソフィアさん全然勉強なんかしていなかったじゃないか。」

「時間は作るものだというけれど、ソフィアさんの場合、興味あるのはオペラを歌うこととハーブや薬草を作って実験することだったわ。それに音楽の仕事はず~と続けていたのだから・・・それに私達とも遊ばないといけないし、お世話もしてもらわないと・・・」

「あっ、チルちゃんずる~い」

「フフフ、さあさあ、次へ進みましょうね。」

 

写真は「福澤諭吉」先生

 

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