ソフィアさんちのチルちゃんと僕(25)~オペラ蝶々夫人の魅力⑧~

         

《オペラ『蝶々夫人』の初演は1904年2月17日ミラノのスカラ座である。これは大失敗で野次や聴衆の叱声が激しく音楽が聞こえないくらいであったという。

その後、プッチーニと親しかった名指揮者トスカニーニの助言で、プッチーニは改定を加え(第2幕を2つに分けて間奏曲を入れ、ピンカートンの独唱を第2幕に加え〔“Addio fiorito asil”(さらば愛の家)〕聴衆の興味を増すようにして、同年5月26日ブレッシア歌劇場で上演した。これは大成功をおさめ以後、ピンカートンにカルーソー、蝶々さんに三浦環、ティバルディ、カラス、シュワルツコップなど多くの有名歌手を配し各地で大成功を果たした。

それまで私が見知っていたのは、そのような立派なオペラ歌手の奇妙な蝶々さん達であった。

幼くして芸者となった蝶々さんの可憐さをオペラの中でも感じてみたいものである。 》

「お空がきれいに輝いているよ。」

「きっと観音様が蝶々さんを天国に連れて行ってくださったのよ。」

「幼い蝶々さんには、自分が死ぬことでしか子供の幸せを守れないと思ってしまったのでしょうね。」

「昔の日本の女の人は、貧しいと一人で生きていくことができなかったんだね。」

「でも、天国ではきっときれいな花園でかわいい蝶たちと一緒に・・・」

(完)

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