事務局:倶楽部便り(48号)「会員の近況報告」
事務局:倶楽部便り 《会員の近況報告(48号)》
2023.11.30
1,私の近況報告(2023年10月~11月中旬)
塩野秀作(‘76年 商学部卒)
10/06(金) 日本生産性本部AOM第1期10周年記念会食に出席しました。AOMとはArt of Managementの略称で企業のトップ層に教養を身に付けさせるために設けた約1年間の研修講座です。2013年7月の発足時に誘われて第1期生13名でスタートしました。
講師陣は、張富士夫氏(トヨタ自動車(株) 会長)、數土文夫氏(JFEホールディングス㈱相談役)、塚越寛氏(伊那食品工業㈱会長)、松本晃氏(カルビー(株)会長)、堀場厚氏((株)堀場製作所 会長)、安藤孝雄氏(建築家)、千玄室氏(茶道裏千家 大宗匠)、野村萬氏(能楽師(狂言方和泉流)人間国宝)、平田オリザ氏(劇作家)、横田南嶺氏(円覚寺管長)、武田双雲氏(書道家)、野中郁次郎氏(一橋大学名誉教授)、大久保寛司氏(人と経営研究所 所長)、矢島里佳氏((株)和える代表取締役)、加護野忠男氏(甲南大学特別客員教授)で各界の一流の識者であった。
多くの素晴らしい体験ができました。インド研修ではコルカタのマザー・テレサ関連施設マザーハウスおよび死を待つ人の家訪問と早朝ミサへ参加しました。「貧しい中でも最も貧しい人を助けること」が神の愛の宣教者教会のミッションであるという言葉が印象的でした。久しぶりに同期生と歓談でき楽しい一時でした。
10/14(土)子会社の社員旅行、バス2台で福井恐竜博物館を見学し、その後スキー場にてBBQで懇親を深めました。
10/19(木)~10/20(金)熊本出張 公益財団法人関西生産性本部中堅企業研究会研修旅行で「TSMC進出の影響と取組み」を確認した。県庁で三輪商工労働部長(母校鶴城中学の12年後輩 )が説明をしてくれました。1兆円投資の半導体工場建設現場を車窓から見学。移動棚メーカーの金剛(株)工場や新装なった阿蘇くまもと空港を見学。三井不動産の子会社が運営を担っている。
10/26(木) コロナ禍のため4年振りに日本香料工業会常任理事会・理事会合同会議・懇親会(琵琶湖ホテル)が開催され参加しましたが、この4年間でかなりメンバーが若返っていました。
10/28(土)岡山市の就実大学にて日本薬史学会が開催されました。依頼され、「大阪道修町で取扱った香料の歴史と塩野香料」というタイトルで約1時間の特別講演を行いました。大変好評で森本会長と村岡座長からお褒めの言葉をいただき恐縮しました。講演後すぐに新幹線で千葉へ。
10/28(土)~10/30(月) 千葉大学で開催された第67回香料・テルペンおよび精油化学に関する討論会に出席しました。
11/03(金)熊本江原会役員会・理事会・総会・懇親会に関西江原会会長として招待され来賓代表で
挨拶しました。約700名の参加で盛大な会となりました。
11/11(土)当社のOBOG会である扇寿会(東京本社ビル)に招待され役員含め38名が出席。新ビルをお披露目し見学してもらいました。立派で大変素晴らしいビルだと皆さん大変喜んでいただきました。
11/12(日)関西合同三田会泉州大会(ホテルアゴラリージェンシー大阪堺)に参加しました。伊藤塾長にご挨拶いただき、特別講演、堺の大太鼓の公演、約300名の塾員は懇親を深め合いました。
11/18(土) 「関西熊本県人の集い」がホテル日航大阪で開催。蒲島知事にご出席いただき約300名参加。大いに盛り上がりました。 以上
2,近況報告(事務局)
事務局:杉本知瑛子(H,9、文・美(音楽)卒)
10月26日に事務局あてに「諭吉倶楽部」元執筆担当会員の白石常介氏よりご本出版の案内が届きましたので、お知らせいたします。以下は「出版に寄せて」からの抜粋文です。
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<「『民主』台湾の未来永劫の繁栄を願って」> 出版に寄せて
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~このたび「『民主』台湾の未来永劫を願って」と題した本著を、野口五十六氏と共著にて出版いたしました。~
またこのたび厚生労働大臣に就任された武見敬三参議院議員は、野口氏の紹介で当時の李登輝教授ともお会いしており、お忙しい中をこのたびの鼎談編にもご参加いただきました。
本著は、悠久の大きな流れの中での台湾の位置付け、台湾の民主化への展開、台湾海峡の安全・安定がいかに重要であるか、などにつき説明しており、10月31日より全国書店及びアマゾンなどの通販にて発売されています。~
これからも日台の絆をより堅固により太くむすび付けられるよう、本著にて微力ながらお手伝いできればと願っております。
お知り合いの方々にもお薦めいただければ幸いです。
今後ともよろしくお願い致します。
2023年10月吉日 白石常介
ご連絡いただいた書籍名
「『民主』台湾の未来永劫の繁栄を願って」野口五十六 白石常介 著
四六版 定価1,430円 ごま書房新社
3,私の近況報告
杉本知瑛子(H,9、文・美(音楽)卒)
コロナ禍により長期間の自宅での閉じこもりを経て、これ以上は政府も経済への補助は無理と、コロナを普通の風邪のような扱いにしてしまった。待っていたかのように巷にあふれた人々はコロナに感染し菌を撒き散らした。
だが、この最近のコロナ菌に感染しても重症化はしないようで、感染したらしいと思った人でも検査もせず風邪ひきとしてクリニックに行って薬で処置をしているようである。
噂ではこのコロナに感染すれば、重症化はしなくても重い後遺症は長く続くという方が多くおられるらしい。
それに今年年初からクリニックでは薬剤が自由に手に入らないと先生が困っておられた。また患者の治療が出来ず廃院を決断された医師も相当数存在しておられるようである。
私の主治医として25年くらいお世話になっていた内科の先生も薬剤が不足していて治療が出来ないと困っておられたが、保険証がデジタル化したことで「老医師は去れということか」と言われて廃院を決断された。それで困るのは患者。私はコロナ禍でも危険の可能性のあるワクチンを接種せず、ひたすら自宅に閉じこもり、人には会わないようにとコロナ感染を避けてきたお蔭で、その間一度も軽い風邪さえ引かずにすんでいた。
そのかわり、足腰が弱り歩行困難に陥っているのはこれまた困りものであった。
最近、自宅の階段に設置してある昇降機が故障して動かなくなった。部品の交換か機械全部の取り換えか、修理技術者の報告に会社の方で対応を検討中なのだが、その間身動きが取れない。
ゆっくりゆっくりリハビリ運動だと思っての階段使用は、自分ではやろうとしない体質改善を必要とさせる天からの命令のようでもあった。
歯も定期検診に行かなかったらあちこち不具合が生じ、4年ぶりに大阪歯科大附属病院に月2回だけ勤務されている、45年以上お世話になっている先生にメールを送って予約を取っていただいた。先生はご自分のクリニックのお休みの日に福岡歯科大(臨床教授)と東京医科歯科大学附属病院(講師)と大阪歯科大附属病院で患者の治療に当たっておられる信頼できる方である。足腰が弱いうえにコロナである。タクシーでないと行けないのだが、そのタクシーは予約を入れておかないと流しでは乗れなくなっているのである。
一度や2度ならともかくあちこち治療が必要になってしまった歯に、普通の治療が必要な歯なら回数が通える近所の歯医者でした方がいいと、自宅から近い歯科クリニック(元大阪歯科大助教授・私の高校の後輩の先生の医院)にお世話になることにした。自宅から電動カートで5~6分の上、完全予約制で他の患者とは待合室でも同席はなくなっている。コロナもインフルも感染の心配はないし、高いタクシー代も必要ない。
よかった・よかった、でバタバタして、今回も歌の録音をしていない。
疲れ果てて足も腰も休養だ~!と悲鳴を上げている。歌声は体調が悪いと身体が響いてくれず声そのものもガスガスになる。そのような状態で練習をすれば音痴になる練習をしているのと同じである。そういう場合私は練習を休養に変更する。・・・かくしていつまでも録音にまで辿りつけない。後期高齢者がオペラ演奏というきつい肉体労働に取り組むのであるから、健康第一に考えても許されるのではと考えている。
コロナ禍以後、時代はどんどん変わってきている。体力の許す限りあらゆることに興味をもって生きていきたいものである。