有用植物利用と健康(60)~菊~

*有用植物利用と健康(60)~菊

和名  
生薬名 菊花(キクカ)
品種 キク科キク属黄甘菊(生薬)
薬効 菊花は血や気のめぐりをよくし、身動きが軽くなり寿命を延ばすといわれている。

解熱・鎮痛・鎮静

栄養素 菊花:ボルネオール(精油)、アデニン、コリン、ベタイン、等を含有

生育地 薬用として輸入されているものは、中国の黄甘菊である。
花 色 黄色・白・ピンク・エンジ
花 期 秋~晩秋
利用法

メモ

 

 

菊は中国から奈良時代に渡来したものと考えられている。

野菊花はシマカンギク(小形で花は黄色、苦味が強い)で、熱をとり毒を消す効果があるとされている。

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食卓に上がる野草としての「菊」は、黄色だけではなく白やピンク、エンジの菊も食用となる。花だけでなく葉の部分も薬効があるので、両方合わせて薬酒やお茶にすればよい。

*菊(野草)の効能:解熱・解毒・吐き気止め・咳止め・血圧降下作用・目や耳にもよい。

*料理:花は三杯酢で・サラダに散らす・おひたし。葉のてんぷら・花酒(葉も使う、葉は8月から10月頃に採取する)・お茶(乾燥させやすい小菊が使いやすい。茎と葉も一緒に)

*お茶の作り方:枝ごと採取し日陰干しにしてカラカラになるまで乾燥させる。茎と葉は刻んで火を通し、花首はもぎ取って別に火を通した後、混ぜ合わせるときれいにできる。

*お花の化粧水:菊花酒(効能:強壮・疲労回復・食欲増進・風邪・めまい)を化粧水とする。季節・肌質により他の野草酒と混合して使う。

効能を期待して使用の際は、花屋で売っている菊は絶対使わないこと!(食品として販売されている食用菊・キクノリ、又自宅で無農薬栽培した菊を使うこと!里山でも農薬の蒔かれている場所での採取は禁!)

ソフィア +921

 

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