倶楽部便り:会員の近況報告・・・39号
*倶楽部便り 〔会員の近況報告〕
2021、8、30
1、塩野 秀作(76、商卒、大阪慶應倶楽部副会長)
毎日1万歩歩行の日課と週末に4~6時間の山歩きをしております。梅雨時期、夏場はどうしても回数は減りましたが、仕方ありません。行けない日は読書をしていました。
週末に日帰りで行ける関西地域の標高1400m以下の低山を登山しています。また往復の電車・バスの乗車も楽しみです。コロナ禍のため繁華街には出歩かず、人の少ない山に行く山歩きは、手軽に楽しめて感染リスクは少なく、ストレス解消でリフレッシュになります。
5月20日以降、金勝アルプス2回、ダイヤモンドトレイル(紀見峠➡岩湧山➡施福寺➡槇尾山バス停)、旗尾岳・府庁山、ヤケ山・タケオ山・釈迦岳、御殿山・武奈岳・コヤマノ岳、中山連山、行者山・剣尾山・横尾山、ダイヤモンドトレイル(紀見峠➡ダンボ山➡高谷山➡中葛城山➡金剛ロープウェイ前バス停)など9回山歩きに行きました。やはり山歩きは楽しいし健康に良いのがお勧めです。
仕事の方では、久しぶりに国内出張を2回しました。7月下旬に子会社の塩野フィネス㈱福井事業所に医薬品原薬・中間体製造受託設備を増設し竣工式に出席するため福井出張を行いました。この時は、往復共に乗車率50~60%程度でした。
また8月24日、塩野香料㈱新東京開発センターの地鎮祭に出席するため東京に出張しました。来年12月下旬に竣工予定で再来年4月から稼働するので楽しみです。緊急事態宣言下での新幹線移動でしたが、往復共に乗車率40~45%程度でした。相変わらずインターネットによるオンラインでの会議、面談や講演会・セミナーが増えました。社員は在宅勤務している人が多いですが、私はほぼ出社しています。
2回のワクチン接種は、7月中旬に終えました。接種箇所が少し腫れ、倦怠感が少しありましたが、ほとんど発熱もなく問題はありませんでした。ワクチン接種が順調に進んで早くリアルに面談や会議ができるように、また海外出張ができるように祈っています。
〔塩野香料(株)代表取締役社長〕
2、奥村 一彦 (80年、経済卒)
今回は福澤から森鴎外に少し寄り道しました。決して無関係な二人ではありま
せん。おそらく鴎外の方は偉大な日本人として諭吉を見ていたはずです。年は約
27年ほど違いますから、維新の体験については鴎外はほぼない、西欧について
も諭吉の方が文化的相違は激しかったでしょう。
ただし、政府、特に陸軍の命令でもって西欧体験した鴎外は、その観点から、
わが国に必要なもの、あるいは不足しているものを痛烈に感じ取り、果実ではな
く種子を植え付けようと努力しました。
また、鴎外がドイツに留学した当時、医学は世界最先端で、科学という考え方、
すなわち実験ですが、それを本格的に医学界に導入した功績は大きいでしょう。
諭吉は西欧の科学全体、サイエンス全体を日本人に理解させようと努力しました。
福澤の当面の敵は儒教の歪んだ世界観の取り除きでした。
また、次回も鴎外と諭吉の共通点などを考えたいと思います。
(以上)
2021/08/26
弁護士奥村一彦
3、白石 常介(81年 商卒、台湾三田会顧問)
電子出版「スポーツとともに」に寄せて
このたび“オリンピックとともに”を修正・加筆し、Amazonの電子書籍(Kindle出版)として「スポーツとともに」を電子出版しました。
2匹のワンちゃんであるCherrie(チェリー)とSweetie(スウィーティー)および2匹のネコちゃんであるMayu(マユ)とSayu(サユ)とともに、スポーツの歴史やルールならびに4匹による漫画形式の珍体験を通して、スポーツの楽しさを満喫していただければと思います。
「Amazon公式サイト」を開き、検索欄に「スポーツとともに」を入れて検索していただければ確認できます。
また、弊ホームページ(ブログ:cherrie-sweetie.com または 白石常介文芸集)にも掲載しております。
お知り合いの方々にもご紹介いただければ幸いです。
よろしくお願いいたします。
2021年8月吉日 白石常介(著述業)
4、杉本 知瑛子 (97、文・美(音楽)卒)
日本全国変異ウィルス感染の拡大に、またもや緊急事態宣言が・・・でも人々は自己責任だからと、お気楽に出歩いて路上飲みもなんのその、感染の多くは家庭内感染で子供達まで・・・それでも呑気に教育を受ける自由・買い物や旅行を楽しむ自由・各種イベントに参加の自由・・多くの自由がまかり通っています。強烈な警戒感はもう国民の間には漂っていないようです。
ワクチンを打ったのでまさか・・・医療現場は戦場と化し、多くの自宅待機者の不安と苦しみは毎日報道されています。・・・・・・・
それで今回も、我慢強く家ごもりでコロナと戦いながらも悪戦苦闘、退屈されている方々のために、 以下のサイトより私のお薦めの作品をご紹介致したいと思います。
◎〔ゆきちくらぶ〕より・・・・・・・・・・「アーカイブ」では8月と9月は毎日投稿の更 新をするように致しております。過去の会報掲載文も全て読んで頂けます様頑張っております。
*新連載「ソフィアさんちのチルちゃんと僕」・・・・・今回は「オペラ蝶々夫人の魅力」8回分、
「やさしいことはむずかしい」7回分、福澤先生のお言葉にクーちゃんはキョトン、また何故何故が始まります。続きは本文でお楽しみ下さい。(ソフィア=杉本)
◎〔白石常介 文芸集with Cherrie & Sweetie〕より・・ 生きたくても生きられなかった若者達へのレクイエム。短編集より 「慟哭(どうこく)の詩(うた)」は、やはりお勧めです。(ソフィア)
◎〔熊野エクスプレス!〕より・・・・・・・・「鬼ケ城~月を咥える」
(2020)年12月撮影:八木規雄氏)
トップページの大バナーの4番目「鬼ケ城」をクリックしてみてください。
*月を咥えるシーンが17枚のスライドショーで見ることが出来ます。・・・圧巻です!(ソフィア)
◎〔ハイム蝶百科図鑑〕より
「ジャコウアゲハの産卵」(宮川直遠氏:写真・文) 2021,8,25掲載
多摩川でジャコウアゲハの産卵に出会いました。今年は例年よりもウマノスズクサの生育がよくないようで、2頭のメスが盛んにあたりの草むらを飛び回って産卵場所を探しているのですが、なかなか見つかりません。1頭は諦めたのか何時しかどこかに飛び去って、・・・・・・・(宮川)
*6枚の大きな写真を駆使した宮川氏独自の世界観が感じられます。果たしてジャコウアゲハはうまく産卵できたのでしょうか?ここにも地球温暖化による気候変動の犠牲となった蝶達の、生命の営みが脈々と・・・感動の結末!続きは本編でどうぞ!(ソフィア)
「オオイチモンジを求めて 最終⑫ アイノミドリ七変化」(松村隆太郎氏:写真・文) 2021,8,7掲載
アイノミドリシジミは高校の生物研究部の研修旅行で初めて行った信州美ヶ原山麓でその強烈な美しさに魅了されたという想い出があります。今年のテーマはアイノミドリらしい色が出るように撮影する、すなわち持ち前の黄色味の強い輝きを表現するということでした。ただ、これには、天候は晴れで(曇っていては黄色みは出ない)、なおかつ一般的に撮影では悪影響の方が多い直射日光を浴びていないとくすんだ緑色に輝くだけであり、また、条件が整っていても撮る方向によっては青っぽくなってしまいます。今回は晴天で直射日光は問題なく、蝶の発生時期もぴったりと好条件に恵まれたなかで、色のことを念頭に置きながら撮影したためトップの写真を含む何枚かはアイノミドリらしい色が出ました。光の当たり方、撮影の方向の微妙な違いで結果は大きく違ってくることが一連の画像でよくわかりますのでご覧下さい。・・・・・・・(松村)
*写真11枚での詳しい説明。会報に掲載した写真は容量の関係で小さく鮮明ではありませんが、本物の写真(「蝶百科図鑑」内)は大きく、蝶の麟粉まで手に取るように判明できるほどの鮮明さです。ここまでくれば蝶博士の名に負けない研究資料であると同時に、美しすぎる蝶に閲覧者はきっと嫉妬の拍手を送らざるを得ないでしょう。(ソフィア)
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なお、〔熊野エクスプレス〕〔ハイム蝶百科図鑑〕〔白石常介文芸集with Cherrie & Sweetie〕のサイトは、〔ゆきちくらぶ〕(https://yukichi-club.info/) とリンク致しておりますので、リンク集より各サイトに直接入ることができます。
〔ゆきちくらぶ〕サイトのホーム下部にリンク名がありますので、それぞれクリック一つで目的のサイトへ移動いたします。
完