倶楽部便り:会員の近況報告・・・36号
*倶楽部便り 〔会員の近況報告〕
2020、11、30
1、塩野 秀作(76、商卒、大阪慶應倶楽部副会長)
今、山歩きとダイエットに取り組んでいます。
実は、今年7月の人間ドッグの結果、体重が前年よりも増加し、血液検査の数値も多くが正常値から外れて、医師から私の適正体重69㎏なのでカロリーの摂り過ぎを注意されました。
山歩きは2年前から始めていたのですが、毎日のステロイド剤の投薬と3~5時間歩くと食欲がわき、ついカロリーの摂り過ぎになっていました。これはいけないと思ってインターネットでダイエットアプリで高評価の「Noomコーチ」を見つけて、10月8日からこのアプリを使って、来年6月末までに10㎏減量に挑戦開始しました。
2週間まで無料で、その後、4か月毎にすべての食事を記録し、カロリー制限を行って、7週間経過、86.7㎏⇒80.4㎏となり、6.3㎏減量しました。胴囲は、8㎝短くなり、ベルトの穴は4つ移動しました。
来年6月末に77㎏を目指していましたが、来年1月末には達成できそうです。
皆様と再会時にはスリムになった身体をお見せできることを楽しみに山歩きとダイエットに励んでいます。 〔塩野香料(株)代表取締役社長〕
2、奥村 一彦 (80年経済卒)
コロナはまだまだ終息しません。今年はもう業務の向上も諦めて、来年また頑張ろうかなと考えております。
それにしても坂野潤治さんの「明治憲法史」には深く感動しました。坂野さんにしてはじめて
このような書物が書けるのかなと羨ましくなりました。
皆様と直接顔を合わせることができますよう祈ります。
〔弁護士 奥村一彦〕
3、杉本 知瑛子 (97、文・美(音楽)卒)
コロナに慣れたのか、コロナ撲滅より経済優先に舵をきった「Go To キャンペーン」で、感染者は凄まじい数になっていきます。
それでも「非常事態宣言」は出されず、キャンペーンの見直しは極一部地域のみです。
人々は旅行に、会食に、割引を利用しなければ損とばかりに出かけています。
コロナ禍で医療も企業も学校も商店もシステムそのものが変っていき、産業革命以上の変革が起こっているようです。
もう、若者も高齢者もありません。「非常事態宣言」の時を思い出しましょう。
医療崩壊が起こる前に、・・・
そうこうしているうちに厳冬となりまた新種のウイルスが出現して、再び家ごもり指示となる可能性も・・・
それで今回も、我慢強く家ごもりでコロナと戦いながらも悪戦苦闘、退屈されている方々のために、 以下の2サイトより私のお薦めの作品をご紹介致したいと思います。
◎〔ゆきちくらぶ〕より・・・・・・・・・「ソフィアさんちのチルちゃんと僕」(雑談とは)編
◎〔白石常介 文芸集with Cherrie & Sweetie〕より・・ 1、小さな出来事 その12
「未来の自分を目指して」
2、詩集その16
「今日の自分 明日の自分」
3、CherrieとSweetieの興味津々
「日本人公務員の台湾奮闘記 その4」
〔ハイム蝶百科図鑑〕のサイトからは、ハイムの2人の蝶博士のご協力により、
〔ゆきちくらぶ〕「ソフィアさんちのチルちゃんと僕」にきれいな蝶や風景写真が提供されています。
また、〔新宮ネット〕では上記作品を11月より順次試験公開を始めておられますので、来年1月公開開始が待てない方は〔新宮ネット〕(「ソフィアの世界」のバナーです)、および試験公開準備中の〔ゆきちくらぶ〕のサイトでご覧下さい。
なお、
〔ハイムのひろば〕〔ハイム蝶百科図鑑〕〔新宮ネット〕〔白石常介文芸集with Cherrie & Sweetie〕のサイトは、
〔ゆきちくらぶ〕(https://yukichi-club.info/) とリンク致しております。
〔ゆきちくらぶ〕サイトのホーム右側の下方にリンク名がありますので、それぞれクリック一つで目的のサイトへ移動いたします。
・・・・・・・・・・・・・・・新型コロナ絶滅作戦応援団推薦作品・・・・・・・・・・・
*ウェブサイト〔ゆきちくらぶ〕・・・現在、試験公開準備中ですが、「ごあいさつ」「管理人プロフィール」「ソフィアさんちのチルちゃんと僕」:(「雑談とは」1~6)まで完成しています。
12月より「諭吉倶楽部」「諭吉倶楽部会報」バナーも順次試験公開準備を始めますので、どうぞ宜しくお願い申し上げます。今回は下記2回分を転載いたしました。
(②以降は各サイトにてご覧下さいますように)
1)「ソフィアさんちのチルちゃんと僕」:(「僕たちのご紹介」)より
2) 同上 :(「雑談とは」①)より
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1)「僕たちのご紹介」
僕は黒猫クーちゃんです。隣にいる貫禄ネコ様はこの家のボス猫チルちゃんです。
ボスなので、いつもソフィアさんのそばから離れません。ソフィアさんが食事をする時も、ピアノを弾いている時ももちろん歌を歌っている時も、絶対離れません。
僕達はソフィアさんが歌いだすとお部屋から逃げるのですが、チルちゃんは逃げずにソフィアさんの隣の椅子の上で嬉しそうに眠るのです。それで曲が終るころになると大きな伸びをして体勢をを整え、曲の終焉に備えます。曲が終わるや否やナ~ゴと甘え抱っこを待ちます。ソフィアさんは曲が終るたび、チルちゃんを抱き上げて「チルチルコチル かわいいコチル」といって・・・僕達見てはいられません。
なので、チルちゃんはソフィアさんの歌う曲は全部知っているし、読んだ本も全部知っているようなのです。僕もチルちゃんも今は天国で楽しく遊んでいます。だって僕達がソフィアさんのお家にいたのは、何十年も前なんだもの。
チルちゃんは天使になって今でもソフィアさんのそばにいるようなんだけれど、ソフィアさんは知らないみたいだよ。それでこれからはソフィアさんの「歌を、歌うのではなく文章にする」という、なんともやっかいそうな作業を手伝うらしいんだ。僕も頑張りますので、どうぞよろしくお願いします。
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2)「雑談とは」①
「天国で遊んでいる仲間も来たよ」
「ソフィアさんの大好きなクジャクチョウね。」
「ねえ、ねえ、チルちゃん。ソフィアさん、雑談をするなんて言っていたけれど大丈夫かなあ。」
「大丈夫よ。だってソフィアさん何でもメモにして残しているようなの。さっき出かける前に、次に話すメモを探していたから、その辺にあると思うわ。」
「だったらそのメモ、早く見たいなあ」
「内緒で見てみましょうか。あった、あった、」
《最初の大学卒業後もずっと師事を続けていた、ピアノの武井博子先生(大芸大教授)とは、レッスン後いつもおしゃべり(雑談)を楽しんでいました。
ピアノ曲では移調演奏をすることはありませんが、声楽の場合よく移調で演奏を命じられるのです。特に東京二期会の森敏孝先生は、少しでも派手に目立つようにと、イタリア歌曲ではご自分がそうされるように、音を高く移調させて歌わされることがあります。
移調させられるとなぜか音楽の雰囲気が変わるのです。それが素晴らしくなる場合と、曲が要求している雰囲気には合わず大変歌いにくくなる場合とがあります。
平均律では移調によって音楽の雰囲気は変わらないはずですのに、私の身体はおかしいと言うのです。》
「ちょっと待って!」「移調ってなんだよ!平均律って?・・・意味不明だ!」
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③に続く!
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〔白石常介 文芸集with Cherrie & Sweetie〕より
1、「未来の自分を目指して
ここまで努力を積み重ね、その成果を披露するまさにその時、舞台に立てなくなってしまった。
本人は相当のショックであろう。結果を出す以前に結果が出てしまったのだから。
しかし、このような苦難を乗り越えた人たちが栄冠に輝いている。
過去、オリンピックなど大きな大会で活躍したトップアスリートたちは、幾多のけがや困難に立ちむかいそれを克服し乗り越えてきたからこそ、栄冠を手に入れ尊敬される人物になっている。
直前のけがで本人は大変残念であろう。しかし、このような苦難を乗り越えてこそ一回りも二回りも大きな人間に成長していく。
そして、自己中心の考え方から離れて、人生にとりとても大切である他人の痛みがわかる人間になっていく。
神様が「ここで人生少し休んで、一段落したのちにもっと大きくなってね。この苦難が必ず人生にいいことをもたらすから。ほら、2年後にもう活躍している姿が見えてるよ」と言ってくれている。 頑張れ~~っ、人生100年、まだ始まったばかり、これからだよ!
未来が輝いて見えるぜ!
うん、まぶしく光っているよ!
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2、「今日の自分 明日の自分」
果てしなき 宇宙のかなた
永遠(とわ)の歴史の ほんのひとコマ
そこにやっと 地球が存在
地球の歴史の ほんのひとコマ
そこにやっと 人類存在
人類史上の ほんのひとコマ
そこにやっと われらが存在
日々の生活 ほんのひとコマ
一喜一憂 取るに足らぬ
その世界で 生き抜いている
上を見ても きりがない
下を見ても きりがない
どこを見ても きりがない
生きること 当たり前
息すること 当たり前
それさえも かなわぬ人
生きている それ自体に感謝
日は沈み 日はまた昇る
今日の自分 自信を持ち
明日の自分 確信を持つ
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3、「日本人公務員の台湾奮闘記 その4」
五.安平(アンピン)紹介
安平は台南における最も歴史のある地区のひとつであり、オランダ統治時代や清朝時代や日本統治時代の建造物が数多く保存されており、また、台湾文化、歴史の起源とも呼ばれている地域でもあるため、特にここで紹介することにする。
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(4) 安平老街
台湾で一番古い商店街である安平老街。数百軒にも及ぶ台南グルメ、土産屋、雑貨屋などがずらりと並ぶ細くて長い通りである。中心街の他に旧集落やお寺につながる小路がそれこそ迷路のように入り組んでおり、小路文化の台南を感じることができる。
この地域の住居の門や表札には、安平の守護神である“剣獅(ジエンシ-)”(後述)が飾られているので、様々な姿の剣獅を探しながら散策するのも楽しいものである。
(5) 台湾B級グルメ
上述の安平老街は特に台湾B級グルメの宝庫である。
その中でも“安平三宝”(実は“三宝”の定義が地元でもはっきりしないため、以下4種類)と呼ばれているものを紹介する。
まずは“蝦餅(シィアービン)”。
これはいわゆるえびせんべいであり、作り立てのえびせんを試食させてくれるお兄さんやお姉さんがいたるところにいる。
特に名店である“熱富”は、安平だけでも数店舗経営しているおいしいお店である。ちなみに、「買5送3」は、“5個買うと3個おまけ”の意味であり、台湾人はこのような販売促進が大好きである。
次に“蜜餞(ミィジェン)”。
これはマンゴーやパイナップルなどの果物や野菜を蜜漬けにしたおやつである。
特に1895年開業の120年以上の老舗である“番王伯”は、安平運河沿いの本店のほか安平老街にもお店を構えている蜜餞の人気店であり、安平に古伝わる味の秘訣である“塩味、酸味、甘味、そして人情味と海風味”の精神を継承している。
そして“豆花(ドゥホア)”。
見た目は豆腐であるが感触はそれよりなめらかであり、小豆や黒蜜やレモン水などをかけて食べる安平を代表するデザートである。
特に“同記安平豆花”は、台南や高雄で8店舗経営し、最近は日本人のお客のために醤油を常備しているそうである(“豆腐”のイメージがあるからか)。
さらに、“蝦巻(シィアーチュエン)”も安平を代表する超有名グルメ、いわゆる“台湾風エビフライ”である。
これを提供するお店も数多くあるが、やはり圧倒的な存在は1965年創業の“周氏蝦捲”であり、台南や高雄などを中心に台湾全土に店舗を展開している。
また、安平老街の入口にある“鄭家~孔雀蛤大王團體合菜~”のお店では、台湾グルメの代表でもある牡蠣オムレツやエビ巻や孔雀貝などの新鮮な海鮮を食べることができ、冷えたビールもしっかり置いてある。安平観光で困ったことがあれば、鄭家の複数店舗を切り盛りする李女将が親切に安平情報を教えてくれる。
「Sweetie、台湾でも“乾杯”はあるけどさあ、その意味を、っていうか、やり方はわかんねえだろ」
「もちろん知ってるよ、Cherrie。一般的に日本人の習慣は一口飲んだらグラスを置くけど、台湾人はグラスを空っぽにするんだよね」
「つまんねえやつ、ったく・・・でもそうなんだ。だから日台交流の時なんかはだぜ、“台湾式? 日本式?”って確認することもあるし」
「いずれにしても楽しく飲めればいいんだよね。
ちなみに、お酒を注いでもらうとき、台湾ではテーブルの上で人差し指と中指をトントンって軽くたたくのを見かけることがあるけど、これはどうしてでしょうか、Cherrie博士」
「ウオッホン、そりゃ、当たりめえよ。“もっと注いでくれ、そうそう、おっとっと~”ってな感じだろ、違うか?」
「君らしいね。実はこれには中国の皇帝が部下を率いて下町を散歩した時の出来事だっていう説があるんだけどね」
「おう、そうだろ、そうだろ。大酒飲みの皇帝がどんぶりを出して“ほれ、これにいっぱい早く注いでくれねえか”って催促したんだろ、うんうん」
「きちんと説明するから黙っててくれない。
あのね、昔むかし、中国の皇帝が部下を連れて下町を散歩していたときのこと、食事の際に皇帝が部下にお酒を注いだんだって。これには部下も恐縮して、本来であれば皇帝の前でひざまずいてお酒を頂かなければならないところだったんだけど、皇帝の身分を隠しての食事であったため、部下としてひざまずくわけにはいかなかったんだって。
そこで、人差し指と中指をテーブルの上で軽くたたくことによって、自分が両手を地面について頭を下げているように見せたんだってさ。これは1960~70年代に香港人(広東人)がやっていた習慣をまねしたみたいなんだ」
「そっ、そうだと思ったんだ、うんうん。その名残で指をトントンってたたいて“謝謝”って意味を表してるんだよな」
「そうさ。でも今はみんながこれをまねしてるわけじゃあないけどね」
「そりゃ当然さ・・・ほんと、世話の焼けるSweetieだぜ、ったく」
「えっ・・・」
なお、台湾でもお酒を飲むときの習慣はある(参考として)。
・ビールなどを飲む順番(お酒が先か食事が先か)
日本人は本格的に食事をする前にビールを飲んだりするが、台湾人はしっかり食べてから飲み始める習慣があるとよくいわれている。同じ量を飲むのであれば、空腹時よりも体への負担が和らぐからなのであろうか。
ただし、これもその人の習慣によるようであり、あくまでも参考としていただきたい。
なお、ビール会社が派遣する奇麗なお姉さんが、昼間は歩道で、夜は食堂で、ビールを販売する光景もよく見られる。
・ひとりで飲まず、誰かを誘って飲む
もしひとりでちびちび飲んでいると、ホスト役の人などから「何か接待がよくなかったのかな」とか「何か失礼なことがあったのかな」などとみられてしまうようである。
人口は約6万7,000人であり、みなかみ町の3倍以上である。
歴史の起源になるだけあり、台湾で最初の城、老街(商店街)、国際貿易港などなど、“台湾最古”のものが数多く残されている。
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全編は「白石常介 文芸集with Chrrie & Sweetie」サイトにてどうぞお楽しみください。
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〔白石常介(81、商卒)台湾三田会顧問〕