ソフィアさんちのチルちゃんと僕(18)~オペラ蝶々夫人の魅力 ①~
「うわぁ!どうしたんだろう!」「チルちゃん、チルちゃん・・・」
「天国の入り口がでてきたよ」
「ほんとうね。大きい方の門だわ」
「僕達はいつも小さい門を出入りしているよね」「何だか不気味だよ」
「次に読もうとしていたソフィアさんのメモのせいかしら???」
「なあに?つぎのお話はなんだろうな、またサスペンス?」
「いいえ、次は『オペラ 蝶々夫人』のお話のようなんだけれど・・・読んでみるわね」
《 きれいに着飾った舞妓さんたちのかわいらしい舞姿!
昨年2013年7月21日(日)京都祇園甲部歌舞練場での舞の会(台湾から日本舞踊の萱老師も出演)を見学した時のこと。次から次へと舞を披露される出演者の艶やかさに、私は(2014年11月14日)の関西合同三田会主催「日本文化のおもてなし」をテーマにした「京都市勧業館(みやこめっせ)」での舞妓さん達を思い出していた。》
「き・き・きれいだ!僕、こんな女の人初めてみたよ・・・」
「クーちゃん、お口があいたままよ。京都の舞妓さんたちは日本文化の一つだけれど、なかなか普通の人では会うことも見ることもできないようよ。」
「ソフィアさん、舞妓さんを見ただけ?舞妓さんとお話もできたの? ねえ、ねえ、はやく次を読んでよ」
「はい、はい、じゃあ 読んでいくわね」