想い出の花《ハーブティーと花酒2》
薔薇《ハーブティと花酒2》
Yさんのアドバイスを得てから、『メッセゲ氏の薬草療法』の本でバラの項目を確認しますと、薬理効果の高いバラとしての紹介は、「バラ(ガリカ種)」となっていました。
それで、「バラ(ガリカ種)」をネットで調べますと、「オールドローズ ガリカ(薬用種のバラ)」と記載してあり、ハーブティーやチンキに利用。
また、「オールドローズ シャルル ド ミル(薬用種)」は、バラジャム、ハーブティーに最適、となっていました。
ハーブの世界では、薬用や食用にする品種は厳格に決められているようでした。
これらの品種から改良された、現在ある観賞用のバラは、ハーブティーや食用としては不可能らしく、全く触れられていませんでした。
(また簡単にローズとして効用を記載している本は数冊ありました)
一方、『野草に学ぶ健康法』(野草研究家:標 ヒロ著)では
ベニバラ、ノイバラ、を使った化粧水(=花酒=完全栄養食品)の作り方が掲載してありました。
~ベニバラでなくとも野ばらや、お庭にあるどんなバラでもご利用いただけます。~
~食前酒としてもおいしくいただけます。~との記載がありました。
この方の本には、菊に関しても、
~食用は黄色の菊だけだと思っている方が多いと思いますが、黄色だけでなく白やピンク、エンジの菊も立派に食用になるので、是非試してみて下さい。~
花だけでなく葉の部分も薬効があるので、両方合わせて薬酒やお茶に使うといいでしょう。
菊花酒はキクノリで作ってもいいし、どんな菊を使ってもかまいません。~と書かれています。
野草としてなら、バラでもキクでもたいていのものは使用できるということなのでしょうか?
もちろん、これらは家で栽培した無農薬の花や葉が絶対条件です。
ハーブは名前も種類も紛らわしく間違えやすいので、今まで必ず数冊の本を参考にしていました。 ソフィア +640
(続)