ソフィアの野草有効利用法(10-2):アジュガ・レプタンスとキランソウの比較

 

*アジュガ・レプタンスとキランソウの比較

  1. アジュガ・レプタンス(別名:西洋キランソウ・西洋十二単)
    • アジュガは、シソ科の常緑性宿根草です。
    • ヨーロッパからアジアの温帯に分布しており、日本でも自生種がいくつか存在します。
    • アジュガはランナーを伸ばして広がり、グラウンドカバーとして最適です。
    • 葉色は多様で、ライムグリーンやブロンズ色、白やピンクの斑入りなどがあります。
    • アジュガはビューグルという名前のハーブとしても使われ、血止めや鎮痛剤としての効果があります。
  2. キランソウ(別名:筋骨草)
    • キランソウもシソ科の植物で、日本に自生する種もあります。
    • 草丈は10〜30cmで、春には青紫やピンク、白の可憐な花を穂状につけます。
    • アジュガと比べて、キランソウは横に広がっていく傾向があります。

簡潔に言えば、アジュガは上に育ち、ランナーで広がり、葉色が豊かです。一方、キランソウは地面を這うように成長し、美しい花を咲かせ、生薬としても利用されています。

 

3,アジュガ(レプタンス・西洋十二単・西洋キランソウ)

科名 シソ科
属名 アジュガ属
学名 Ajuga reptans
別名 アジュガ・レプタンス、西洋十二単、西洋キランソウ
耐寒 0度

◎アジュガはシソ科の植物で匍匐性の暑さ寒さに強い常緑多年草。耐陰性があり、多少の日陰でも広がるグランドカバーとしてよく利用されます。日陰でも広がりますが別に日当たりが苦手なわけじゃなく、日当たりだとなおのことよく広がります。

◎アジュガはビューグルという名前のハーブとして血止めや鎮痛剤として使われてきました。

◎アジュガ・レプタンス(別名:西洋キランソウ)は、シソ科の多年草であり、日本を含むヨーロッパやコーカサス地方に分布しています。この植物は、薬草としても知られており、以下のような効能があります:

  1. 鎮咳、去痰、解熱、健胃、止瀉:気管支炎や喉の痛み、下痢、腹痛、胃潰瘍、十二指腸潰瘍などに効果があります。
  2. 虫刺され、化膿した腫れ物や切り傷、やけど、湿疹、肩こり、神経痛:外傷や皮膚トラブルに対しても利用されます。
  3. 止まらないしゃっくり:しゃっくりを和らげる効果があります。
  4. 腎臓病やリウマチ:腎臓の健康や関節のサポートに役立ちます。
  5. 各種結石:結石の予防や改善に寄与します。
  6. 骨の土台となるコラーゲンの合成を高め、カルシウムのとり込みを促進し、骨の強度や関節の機能を高める:骨の健康に寄与します。

 

アジュガ(キランソウ・筋骨草)の特徴

  1. 骨粗しょう症を予防する効果: アジュガは骨量の減少を抑え、骨粗しょう症の予防に役立ちます。特に閉経後の女性において、骨密度の低下を防ぐ効果があります.
  2. 関節痛の症状を緩和する効果: 筋骨草は変形性関節症の予防や改善に寄与します。また、グルコサミンと併用することで、関節の健康をサポートします.
  3. 関節の浮腫を予防する効果: 炎症性の細胞の発生を抑え、浮腫を抑制する働きがあります.
  4. 筋肉を増強する効果: 筋骨草を摂取することで筋肉量が増加し、疲労耐性のある筋肉の割合が高まります.

アジュガ(キランソウ)は、骨や関節の健康に良い成分を含んでおり、幅広い健康効果が期待されています。

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