白石常介(27)~詩集「小樽の詩(うた)」・・・44号

          《白石常介文芸集》

詩集「小樽の詩(うた)

よどみなく 時は流れ

心に記憶を 刻みながら

今宵も静かに 更けてゆく

 

夜の闇に明かりが灯り

想い出倉庫 扉を開け

活気に満ちた鰊(にしん)漁

石炭景気と極東貿易

一仕事 終えた後の 輝く花園

 

いつまでも 想い出見つめ

背負い過ぎると 肩が凝る

昔は昔 今は今

でも・・・

気持ちはいつも 両者共存

ノスタルジーを 今風に

 

白日夢 観光名所に酔いしびれ

運河沿いの倉庫群

レトロ調の喫茶店

風情そのままレストラン

輝く歴史と海の幸

伝統和菓子と新鋭洋菓子

ガラス細工もまだまだ健在

 

夜のとばりが下りるころ

あのともしびに 心引かれ

今宵また 郷愁漂う小樽の街

 

よどみなく 時は流れ

心に記憶を 刻みながら

今宵も静かに 更けてゆく

(白石常介 81、商卒:著述業)

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