白石常介(26)~詩集「だから軽井沢」・・・44号

         《白石常介文芸集》

                           白石 常介(81、商卒)

 

詩集「だから軽井沢」

秋の到来 軽井沢

木陰に水辺に 夏の残照

伝統の宿 やっとひと息

 

“庭園の草花さん 暑かっただろう”

“ええ でも 暑いから夏だったのよ

宿の客こそ 暑かったでしょう”

“そう でも あつさの違いかな

肉体的熱さ 若者たちはね

精神的厚さ 年配たちはね”

“行動が?”

“近くを見るのさ 若者たちは

遠くを見るのさ 年配たちは

今を楽しむ 若者たちはね

過去を探る 年配たちはね”

 

“もう秋ですね またお客さまは来ますか”

“真っ赤な紅葉 楽しむ若者

落ち葉の紅葉 踏みしむ年配

お客さまは いつでも来るよ

現実から しばし離れ

過去を 今を そして未来を

ときどき 非現実を 求めに”

 

それが 魅惑の軽井沢

それが 歴史を創るのさ

 

(白石常介:著述業)

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